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政治にとって文化とは何か 国家・民族・市民 (MINERVA 人文・社会科学叢書) [ 越智 敏夫 ]
国家・民族・市民 MINERVA 人文・社会科学叢書 越智 敏夫 ミネルヴァ書房セイジニトッテブンカトハナニカ オチ トシオ 発行年月:2018年07月17日 予約締切日:2018年06月22日 ページ数:272p サイズ:全集・双書 ISBN:9784623082469 越智敏夫(オチトシオ) 1961年愛媛県生まれ。
立教大学法学部卒業。
慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程単位取得満期退学。
立教大学法学部助手、シカゴ大学研究員、ニューヨーク大学研究員などを経て、新潟国際情報大学国際学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 政治にとって文化とは/第1部 政治の文化(政治文化ー政治を文化として語ること/なぜ市民社会は少数者を必要とするのかー出生と移動の再理論化/ナショナリズムと自己批判性)/第2部 文化の政治(「他者」理解の政治学ー多文化主義への政治理論的対応/市民文化論の統合的機能ー現代政治理論の「自己正当化」について/「非常時デモクラシー」の可能性ー九・一一とアメリカ的なものについて/アメリカ国家思想の文化的側面ーその政府不信と体制信仰について/政治理論における“有効性”ー高畠通敏と戦後日本)/個人の経験と政治の状況ーロベール・ルパージュ“八八七”論 これまで政治文化には、なんらかの「本質」があるかのように語られ、思考方法や行動類型が不変であるかのように見なされてきた。
そうした文化本質主義がもたらす政治性はいかにすれば批判、無化できるのか。
本書では、まず政治理論は文化をどのように扱うべきかを再検討し、さらに文化を利用する政治のありかたについて論じる。
国家や民族という枠がどのように文化を利用しつつ政治を動かそうとしているか。
またそれに市民概念は対抗できるのか。
その可能性を探る。
本 人文・思想・社会 政治
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